速報!! ついに麻生さんが高市支持を表明!!
昨日3日、夜に出した記事では、「麻生さんは『今回だけはわからねえ』と語っていた」と書きました。これは昨日18:00頃の話でしたが、それから数時間後、ついに麻生さんが動きました。それが冒頭に書いた「決戦投票では党員が選んだ人間にまとまれ」という指示です。党員が選ぶであろう議員は高市さんでほぼ間違いないところ。ということは、決戦投票で高市vs進次郎となった場合、麻生派が高市さんに乗るということになります。(高市vs林の場合については前の記事で解説してありますからそちらをご覧ください。)
問題はどのくらいの人数が動くのか、という点です。麻生派は現在43人です。これが全員高市さんを支持したとしても、菅さん、岸田さんが進次郎側に乗れば、高市さんが勝つのは難しい状況です。しかも、麻生派はいま、現実には河野太郎派と麻生派の2つに割れています。河野派は現在進次郎を応援しています。河野派を構成する英利アルフィヤ、向山淳、牧島カレン、猪口邦子、浅尾慶一郎、今井恵理子らの軽量級極左議員も進次郎を支持するでしょう。となると、高市さんに乗るのは20人ほどになってしまいますから麻生派が支持しても高市さんが勝つのはかなり難しい状況です。
高市vs進次郎で高市さんが勝つには菅さんか岸田さんが高市さんに乗る必要があります。可能性は低いですが、もしかしたら進次郎に愛想を尽かしているかもしれない(前の記事を参照ください)菅さんが高市さんに乗るかもしれません。可能性はかなり低いですが、高市さんが勝つシナリオはこれしかありません。
ともかく高市さんの勝利の目はそれほど高くはありません。それでも麻生さんが高市さん支持を表明したのは派閥の領袖として方向性を示す必要があったからです。リーダーとしての責任をまっとうしたということです。
「党員が選んだ人間にまとまれ」という指示は、もう一度自民党とはなにかを自ら問い直せという全自民党議員に対するメッセージです。国民と政治家との関係をもう一度考えてくれという叫びです。国民が選んだ人間を総裁にするという真っ当な行動を自民党議員には切に望みたいです。
また、今回、進次郎に入れた議員の名前は怒りとともに絶対に忘れないでしょう。
過去記事は以下のURLをご覧ください。

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