総裁選速報|麻生太郎の高市乗り、ほぼ確実か!
まず、議員票ですが、やはり国会議員の間では小林鷹之の人気は高く、確実に上位2人に残れる得票数を稼いでいます。これは今日25日の読売新聞の記事を見てもわかります。読売独自の調査では1位が小泉進次郎で、2位が小林鷹之、3位が林芳正といったところでした。小泉進次郎氏の1位と林芳正氏の3位は新聞社が盛ってる可能性がありますが、小林鷹之氏の2位はかなり現実を反映したものです。議員票が多い理由はすでにこれまでの記事でお話しした通りです。また、小林鷹之氏の2位という現実をあえて新聞が書いたのは、彼を落とす必要もなくなったという状況もあります。
というのも、麻生太郎氏がついに推す人間を決めたようなのです。すでに一部のマスコミでは流れていますが、高市早苗氏です。議員票は望めるものの、知名度のなさにゆえに党員票が伸びない小林氏に乗るよりも現在、党員票がグングン伸びている高市氏を応援するというわけです。ここで肝心なのが、「麻生氏は高市早苗に決めた」という話を麻生氏本人は公言していないことです。麻生氏は総裁選期間中マスコミを完全にシャットアウトしており、関係者との面会もほぼ麻生派議員のみに限定しています。今回のスクープも麻生氏に近い議員が情報源で、私の所にも同じ情報が流れてきました。したがって、今回のスクープは事実だと判断します。麻生氏の総裁選戦略は「総裁選後半で分散から集中」に切り替えるという、最後の最後でのドンデン返し狙いです。今回の情報のリークも自ら手を汚さず高市氏に「集中」する流れを作りました。これによって高市氏が確実に決戦投票に残れる公算が高まっています。また、高市政権発足のあかつきには小林鷹之氏には重要なポストが用意されるはずです。党三役あるいは外務大臣や経済産業大臣などの重要な閣僚ポストに抜擢されるかもしれません。
ただし、麻生氏が高市氏に乗ったという話を大手マスコミはあまり記事にしていません。新聞媒体はほぼ報道せず、雑誌媒体でも『フライデー』などの一部しか扱っていません。なぜなら、これがニュースになると党員票と議員票が高市早苗氏に相当数集まってしまうためです。小泉進次郎推しの大手メディアは最後の最後まで進次郎人気は以前強いと書きたいようです。小泉進次郎氏は「バイデン政権指名候補」なので、アメリカの外圧もあり最後まで推さざるを得ないのが日本のマスコミの実情です。