有料版|前代未聞の候補乱立総裁選の舞台裏を徹底解説!!
昨日お伝えした速報版の続きです。前代未聞の10人以上が立候補するかもしれない自民党の総裁選挙。一体なにがあったのか、その舞台裏を徹底暴露!!
ジェームズ斉藤
2024.08.19
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——前回の続きですが、今回の総裁選で岸田さんは麻生さんを完全に裏切ったわけですか?
ジェームズ いえ、完全には裏切ってはいません。結局は自分がキングメーカーになりたいだけです。ボスである麻生さんが総理としては短命だったのにキングメーカーとして君臨しているのがいい例で、総理の座に居座ることが無理であれば、次は総理の上に位置するキングメーカーの座を狙うということです。これが実現すれば、吉田茂、岸信介、中曽根康弘、安倍晋三など戦後日本政治史に名を残した大物総理と同じく「宰相」として歴史に名を残せるだろうという目論見です。しかし、いまはまだ麻生さんは引退していませんから完全に裏切った場合はそれはそれで岸田さんも報復を受けることになるでしょう。
——いやでも、この状態で完全に裏切っていないんですか!? 麻生さんの思惑もメンツも丸つぶれですよ。