有料版|なぜFBIはあんなに腐ってしまったのか? 自由主義が全体主義に変わっていった背景を徹底解説!!
CIAに続いてFBIのゴミ出しも開始された。それにしても不思議なのはFBIがなぜ、あれほどまで腐ってしまったのかだ。気づけば、極左の巣窟になってしまった背景を解説しながら、新しいアメリカの動きを徹底解説!!
ジェームズ斉藤
2025.03.06
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ジェームズ 先日、FBI長官にカシュ・パテルが就任し、これでようやくFBIの方向性がまともになりますね。
——なりそうですね。でも、そこで不思議なのは、なぜこれまであんな反米的な組織になっていたんですか? なにがきっかけだったんですか?
ジェームズ それは多くの人が疑問に思ってるところでしょうね。もともとFBIはアメリカの男ならばなりたい職業だったのです。それがここ最近は国内の敵対勢力を潰すための組織になっていました。一体なぜ、こんなふうになってしまったのかというと、実は911がきっかけです。あのテロ事件によってブッシュ大統領は「テロとの戦い」を宣言しました。アメリカの一般国民もその決断を支持しましたが、これが全体主義に染まり始めていくきっかけになってしまったのです。代表的な例が愛国者法です。諜報機関が国内の通信の傍受を自由に許されるこの法律は、通常のアメリカであれば絶対に容認されものではありませんでした。国家が国民の通信を監視できるというのは完全に全体主義ですからね。しかし、「テロとの戦い」ということで許されたのです。