衝撃速報版|ロシアついに内戦勃発!!! その1

ワグネルの首領ブリゴジンがついにロシア軍に反旗を翻した!! すでにロシア軍のヘリを3機撃墜しているという情報も入っている現在、速報を随時送っていきます!
ジェームズ斉藤 2023.06.24
誰でも

ジェームズ ウクライナに大きな動きが出ました。ロシアの正規軍がワグネルグループに対してミサイル攻撃をしたということで、ロシア内戦の危機が生まれていますね。

──ロシア内戦? ロシアの軍事はいま一体どうなってるんですか? 

ジェームズ ワグネルグループ対ロシア軍、プリゴジン対ショイグ国防大臣、ゲラシモフ参謀総長の構図があってずっと睨み合いを続けていましたが、今回、プリゴジンがロシア軍からミサイル攻撃をされたと言い出したことで軍事衝突に発展しそうですね。

──ロシア軍は本当にミサイル攻撃をしたんですか?

ジェームズ フェイクの可能性もあります。現時点ではブリゴジンが言ってるだけですから。ただし、彼はすでにテレグラムに声明文を出しています。「ロシア軍の悪をやめさせ、正義を回復する。抵抗する者を破壊する。これはクーデターではない、正義の行進だ」といってウクライナからロシア国境まで戻っています。ここで肝心なのは、プリゴジンが敵視しているのはロシア軍であり、ショイグ国防大臣、ゲラシモフ参謀長官なんですよ。しかし、普通に考えると軍の最高司令官はプーチンなんです。なのに、プーチンの名前が出ていない。

──スルーしているんですね。

ジェームズ スルーどころか、「プーチンはショイグたちに騙されてウクライナに参戦させられた」と言ってるんですね。つまり、プーチンがいつのまにか詐欺を仕掛けられた「被害者」になっています。(苦笑)

──えっ、つまりこれってウクライナ戦争の幕引きの始まりってことですか!?

ジェームズ いえ、ロシアの論理ではウクライナ戦争の集結は「ロシアがウクライナ全土制圧を達成した時」のみです。ロシア側はウクライナ戦争停戦の気持ちがまったくないのでこういうことをやっています。実際、内戦になりそうなんですから、停戦の話なんかできるわけがありません。

──確かにそうですね。ただ、西側諸国ではウクライナの復興に向けて動き出していて、日本なんか、つい先日、復興資金を出すとか言ってたじゃないですか、岸田さんは。

ジェームズ 言ってましたね(苦笑)。

──西側としては復興でそろそろお金儲けがしたいんだろうなと思っていたんですが。

ジェームズ そこはあります。ニューヨークのウクライナ系ユダヤが経営するヘッジファンドがウクライナに投資しようとして、人を送り込んでいます。そういう余裕があるのはワグネルとロシア軍の抗争があるからですが、今回のワグネルVSロシア軍の抗争はある時点で決着がつくと思います。特にいまは武力行使の段階に来ましたので、この延長線にあるのがプリゴジンが国防省を乗っ取り、自らが国防大臣になる可能性です。彼が国防大臣になれば、プーチンと同じバックグラウンドなので皮肉にも「シビリアンコントロール」が確立されます。ロシア的に言い換えれば、「利権が同じ人間がクレムリンと国防省にいることになるので統制が取れる」ことになると。そうなると軍事作戦に無駄が省けて、本格的な軍事作戦ができるはずなんです。プーチンはもともとはウクライナの全土制圧が望みですから、改めてそれを始めると思います。それはロシア軍の能力があれば本来できるはずです。いままでの戦い方がおかしすぎるんですね。

──逆にウクライナを完全制圧するための内戦あるいは綱紀粛正だと。

ジェームズ いまはそうですね。

──ということは、これまでもジェームズさんが言っていたように、プリゴジンによるショイグたちの追い落としの一環なんですか?

ジェームズ 一環なんですが、これまでのようにソーシャルメディア上の罵り合いだけじゃなくて、今は武力行使に方向が動いていますからね。先程もプリゴージンの声明で、「ワグネルがロシア軍のヘリコプター3機を撃墜した」と発表しており、これは同士討ちの域を超え、確実に内戦状態になっています。しかも、ワグネルの兵士が白の腕章、ロシア軍の兵士が赤の腕章をつけて互いに銃口を向けて睨み合っており、1917年のロシア革命後のロシア内戦における「白軍(ツァーリ派)vs赤軍(ボリシェヴィキ)」の構造を彷彿とさせます。

──本当に内戦になるってことです?

ジェームズ 既に内戦前夜で、先程のワグネルによるロシア軍のヘリコプター撃墜のように、小規模の武力行使は現在進行形で起こっています。情報を見ていくとワグネルグループがウクライナから撤退して南部のロストフ・ナ・ドヌにある南部軍管区司令部を占拠し、モスクワに向かって進んでいるんですが、国境を守っているロシアの国境警備隊たちがワグネルグループを大歓迎しています。ワグネルグループの兵士たちと抱き合っているんですよ。

──誰が敵で誰が味方だか、外から見ただけでは分からなくなり始めていますね。

ジェームズ ロシア国境警備隊はどこが管轄かというとFSBです。報道では「FSBがプリゴジンを刑事訴追し始めている」と書いているところもありますが、核心はショイグとプリゴジンの対立が決定的となり、武力行使の段階についにきたと。

──プーチンは完全にプリゴジンの後ろにいるんですね。

ジェームズ そうです。FSBの後ろにプーチンがいますし、プーチンの金庫番とプリゴジンの金庫番は同じオリガルヒです。プーチンとプリゴジンもユダヤ同胞で同じサンクトペテルブルグ出身ということもあります。

 あと、プーチンは一連の騒動に対してどういう動きを取っているのかというと国防省、FSB、その他の治安組織からプリゴジンの動向についてブリーフィングを受けているそうです。

──ただ、人員はどうなんですか? ショイグはロシア正規軍ですから兵士の数は多いんじゃないんですか?

ジェームズ 正規軍なので兵士の数のみならず、武器も最新兵器を持っています。ロシア軍のすべてのリソースを使って戦えばワグネルグループは負けます。しかし、戦争ですべてのリソースを投入するわけではありません。それに本来、軍は国外で活動するもので、国内はFSBの管轄です。FSBは事実上プリゴジン側についているのでいくら核兵器や最新兵器を持っていても国内の緊急事態に軍が動員できるのか、そこもまだ定かではないので、いくら兵力が勝っていてもショイグが有利かというとそうでもないです。ワグネルグループはその点、民間軍事会社なので規制はありません。

──ワグネルグループのほうが自由に動けるんですね。

ジェームズ プリゴジンは「これはクーデターではない。正義の行進だ」と言っています。ショイグがロシア人に対してジェノサイドを起こしていると言ってるんですよ。ショイグのせいでロシア人がいま犠牲になっているので、それを取り戻す仕事をしているのだ、という主張です。要はイベリア半島のレコンキスタ(国土回復運動)のロジックを言っていますね。

──それはわかりやすいですね。最後にウクライナ戦争はどうなるんですか? ワグネルグループが反転してロシアに向かっていくのに続いて、ウクライナが追撃するというのはなさそうなんですか? 

ジェームズ ウクライナとしては、いまワグネルがロシア軍を敵視していますので、そのワグネルに軍を送るかどうかはわかりません。

──敵の敵は味方だと。

ジェームズ そうです。それにプリゴジンはロシア軍に対するインテリジェンスをウクライナ軍と共有しているという話もあるので(苦笑)。

──えー、もう誰が味方で誰が敵なのか、グチャグチャですね(苦笑)。

ジェームズ ロシアはいま内戦に動き出していますから、それが始まるとウクライナ戦争はしばらく止まります。その間に西側は復興で儲けて、ロシアは内戦を終結させたら、再び、ウクライナを攻めることになるのではないでしょうか? プーチンもプリゴジンもゼレンスキーもウォール・ストリートもみんなが喜び、ロシア人とウクライナ人だけが泣く、悲惨な出来レースはまだまだ続くでしょうね。

この記事は24日、朝の話でしたが、24日の日本時間15:00スタート予定でプーチンの演説が始まります。そこから事態が一気に転換し、とんでもない方向に動いていきます。続報は随時流していきます!

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