有料版|どこのメディアも書かない北海道侵攻の恐怖
イスラエル戦争は遠からず、アジアへと飛び火するでしょう。アメリカがイスラエルに軍隊を派兵しないと決めた時、習近平は台湾有事のゴーサインを出すはずです。その時、日本はどうなるのか? 実はこの機に乗じて北海道を手ぐすねひいて狙っているのがプーチンなのだ。どこのメディアもなぜか書かない北海道侵攻の恐怖を徹底解説!!!!
ジェームズ斉藤
2023.10.14
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ジェームズ 「TOCANA」でお話しした通り、中国同様に怖いのがロシアです。というのも、ここ最近、ロシアが日本に対して不穏な動きを見せています。まず、今年の9月11日にプーチンはウラジオストクで開かれた東方経済フォーラムというロシアのアジア政策を語る会議に出席しましたが、それに合わせてロシアの国営メディアが「北海道は日本のものではない」と報じました。
──ん? どういうことですか!? 日本のものですよ?
ジェームズ いえ、「日本の領土ではない。アイヌの領土だ。北海道は大和民族に不法に領土化されたアイヌの土地だ」と主張しています。これはモスクワのSVR(ロシアの対外諜報機関)直轄のシンクタンクである東洋学研究所の研究員の言葉で、クレムリンの公式な立場を反映しています。では、その公式な立場とはどういう立場なのかというと、2018年のプーチン発言からそれがよくわかります。プーチンが語ったのは「アイヌ人はロシア人だ」というものです。