有料版|麻生、萩生田、コバタカが改めて高市さんの総裁再選を支持!! ついに保守が一枚岩となったかに見えたのに、その裏側はドロドロ!?
ジェームズ 先日、自民党のおエライさんたちと会ってきましたが、来年の総裁選への動きがいま一気に活発化しています。麻生さんをはじめ萩生田(光一)さん、小林鷹之(コバタカ)らが突如、高市再選支持を公に発言し始めました。
——やっと保守が一枚岩になったと(笑)。
ジェームズ ある意味そうですね(苦笑)。
——ある意味!?
ジェームズ そうです。まあ、これはあとでお話しますが、確かに保守は固まりました。しかし、その一方で石破さんを筆頭に反高市派の動きも高まっています。特に先日、参議院議長を首になった石井準一氏なんか、いま参議院関係者を中心に反高市派を集めまくっています。例えば、西田昌司という参議院議員を知っていますか?
——もちろんですよ。保守っぽいことを言うわりには肝心なところでケツをまくる、結構、要注意人物ですよ、あの人。
ジェームズ まさにその西田昌司氏が馬脚を表わして石井準一氏と密談し、石井グループに加わりました。
——やっぱりエセ保守だったか!
ジェームズ 石井グループには林芳正も事実上加わる方向になっていますからね、かなり大きな勢力になっていくと思います。
——石井さんってそんなに力があるんですね。
ジェームズ 自民党よりも野党と仲のいいド極左ですからね。このようにいま自民党内では高市派と反高市派できれいに分かれて勢力争いを始めています。で、ここで気になるのが高市派になってる人たちです。麻生さんは別にして、萩生田さんや小林鷹之らは総裁選までまだ1年もあるのに、この時点で「高市さんを支持する」と言ってるわけです。特にコバタカなんかそれを言ったことで自らの総裁選の道を断ってるようなものなのに、なぜこんなことを言うのか? 不思議に思いませんか?
——なにかメリットがあるんですね。
ジェームズ メリットというか、いまはその選択肢しかないというのが正しいと思います。というのも、いまの高市派は誰も心から高市さんを推しているわけではないからです。なぜかというと、高市さんにはトランプと交わした例の5500億ドルの日米貿易詐欺ディールの責任を取ってもらわないと困るからです。
——そうか! もしも来年、自民党総裁になったらあれの尻拭いをしないといけないわけですね。
ジェームズ そうです。そんなの誰もやりたくないじゃないですか(苦笑)。なので「高市さんには責任を持ってやりきってもらう」という意味での高市再選支持なのです。
——そんな理由で。なんか、すっきりしない話ですねぇ。だって、もとはと言えば、あのディールは石破政権の時の話ですよ。責任を取るなら石破さんでしょ。
ジェームズ その意見もわかります。しかし、あのディールには石破さん本人はかかわっていないですから。前にもお話したように、あの日米貿易ディールは当時の赤澤(亮正)経済安全保障担当大臣(現・経産大臣)が石破さんの許可も得ずに勝手にアメリカのラトニック商務長官が出した覚書にサインしてしまったことから起きています。石破さんはあの詐欺ディールのあまりの不平等ぶりにサインを拒否しています。ですから、石破さんの中では“自分は白”なので、毎日のように高市さん叩きができるのです。先日もBS・TBSで「高市さんの政治は富国強兵。富国強兵では人々は幸せにならない」などと言っていましたよ(苦笑)。
——いや、それは違うでしょう。主犯の赤澤亮正は石破さんの鳥取時代からの親友で、石破さん本人がお友達入閣させたわけじゃないですか。責任がないとは言えませんよ。
ジェームズ そうですね。赤澤亮正を暴走させた責任は確かにあります。石破さんのリーダーシップのなさが原因です。しかし、石破さんとしては「俺はサインしていない」というのがあるわけです。逆に高市さんは「日米貿易ディールを実行するという契約」にサインをしてしまいましたからね( 詳しくは下記URLを参照)。よって、高市さんに責任がないとは言えないわけです。また、高市さんだってそれがわかっているから赤澤さんを経産相にしたままなのです。普通に考えたら赤澤さんなんて石破さんの腹心なので敵の中の敵ですよ。これを経済産業大臣にずっと据えているということは高市さん自身も「赤澤と自分は一蓮托生だ」というのをわかっているわけです。
——それはそうですけど、石破さんが自分は無関係だという顔を平気でしているのが釈然としませんね。
ジェームズ それもわかりますね。石破さんがいま盛んに言っている「高市さんの政治は富国強兵」ですが、その富国強兵策なるものは結局は経済安全保障のことですからね。その経済安全保障はいま日米貿易ディールのフレームワークのド真ん中ですから「よく批判できるな」とは私も思いますよ(苦笑)。しかし、高市さんがサインしたことは間違いないので責任を取らされるのは仕方ありません。
