速報|アメリカ中間選挙は民主党の大勝利
ジェームズ 白旗というよりは弾劾裁判を回避するための発言です。つまり、トランプは保身を優先したと言うことです。実際、弾劾で失脚すると日米貿易ディールを含め、あと2年の時間を政商活動に使うことができなくなりますからね。
——また金ですか!
ジェームズ マネーは最優先事項ですから、トランプにとって(苦笑)。しかし、協調すると言っても、大統領拒否権を行使しないという意味ではありません。拒否権は大統領の特権なので、それを自ら控えることは絶対にないですし、いざとなればゴネるでしょう。そもそも、このタイミングで協調を訴えたのは民主党の議会工作を弾劾ではなく、普通の立法活動に集中させるためです。また、民主党との協調となるとマルコ・ルビオが台頭することになり、これはこれでトランプとしてもいい流れになります。」
——気になるイラン攻撃の可能性は?
ジェームズ トランプは依然として軍の最高指揮官です。しかも、議会が民主党多数派となった以上、憲法改正もできませんから、トランプの大統領職はあと2年です。完全にレームダック状態になっているので軍事エスカレーションはむしろ高まったと思います。このことについてはのちほど詳しくお話しします。「なぜ民主党がバカ勝ちできたのか?」「民主党に負けたことである意味タガが外れたトランプがイラン戦争に対してどう動くか?」をお伝えしたいと思います。
——民主党は順当に勝ったんじゃないんですか?
ジェームズ 例えば、ミシガン州の上院議員選挙では共和党の重鎮マイク・ロジャースがアブダル・エル・サイードというイスラム教徒の新人といま大接戦を演じています。結果はまだわかりませんがロジャースが負ける可能性は十分にあります。また、テキサス州の州知事も共和党の候補が負けてジーナ・ヒノホサというヒスパニック系の女性が知事になっています。こういう事態を受けてトランプは「不正選挙だ」と訴えていますが、私はそう思いません。前から言っているようにもっと単純な話で、大きな金が動いたのです。問題は「その金がどこから出たのか?」です。詳しいことは、今後のイラン戦争の行方と合わせて、次回の記事で書いていきますので、少々お待ちください。
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